ブルックス ハイペリオンエリート レビュー

Tour de France Giro d’Italia カーボンプレートの入ったハイペリオン エリートで話題になったブルックスのレース用シューズですが、今度はカーボンプレートを使わずに高反発を得られるランニングシューズ「ハイペリオン テンポ(hyperion tempo)」を登場させました。 2020年2月29日、〈brooks(ブルックス)〉から最速レースモデル《hyperion elite》(ハイペリオン エリート)が限定発売された。一体、どんなシューズなのか。先日行われたローンチイベントを振り返りながら、その魅力を紹介する。 全米no.1ランニングシューズブランド「ブルックス」が2つの新モデル(ハイペリオンエリートとハイペリオンテンポ)を発売します。 この2モデルは、2月29日、世界同時発売。 日本では全国10店舗220足限定で、ランニング専門店ランプロは、中四国・九州地区唯一の取扱店となっています。 各メーカーがこぞって厚底カーボンシューズの新製品をリリースし始めたのが今年になってからだった。今や、メジャーなブランドだけでなく世界中のシューズブランドがこのシステムのシューズをリリースしているので、今回は8足の比較を行うことにした。, 反発性:10点(ミッドソール:ZOOM X = Pebax)軽量性:6点安定性:5点グリップ:7点疲労軽減:4点通気性:8点(アッパー:ニット)※アトムニットフィット感:7点, しかし... この暴れ馬を操ることは多くのレベルのランナーにとって難しく、マラソンで使うとなると尚更である(エリート選手でもこのシューズでマラソンを走るものは多くない)。, 反発性はピカイチだが、走法を選ぶのと、マラソンでは最後まで脚がもたないという感想も多く、幅広い練習で使用できるかというとそうでもないので、汎用性が高くない。, 「テンポネクストで練習を積んでアルファフライで!」とメーカー側は謳っているが、それをするんだったら、そもそももっとフィジカル面を強化した方がいいと思う(個人の感想です)。, そして、公認レースではこういった厚底シューズがロードレースでしか2020年12月以降使用できないうえに、ロードレースの開催自体があまりない。, それでも、この33,000円という高価すぎるシューズを多くの市民ランナーに買わせたナイキは本当にすごいし、テンポネクストからのアルファフライを買わせる流れは「さすが」としか言いようがない。, パフォーマンス点はあまり高くないのは「扱いが難しい」ということの表れであるが、このシューズを履きこなせるランナーにとっては大きな武器になることは間違いない。, 反発性:9点(ミッドソール:ZOOM X = Pebax)軽量性:9点安定性:7点グリップ:7点疲労軽減:9点通気性:7点(アッパー:ナイロンメッシュ【TPU】)※ヴェイパーウィーブフィット感:6点, 5000m、10000m、ハーフ、マラソンのレースだけでなく、インターバル、ペース走、距離走など幅広い練習で使用できる。値段がもう少し安く、耐久性がもう少し高ければ完璧であるが、パフォーマンス点が高いので、当然プロダクトは良いと評価されているので売れるし、継続して使用されている。, この1年間で、ロードレースにおけるネクスト%の優位性の牙城は崩れていないと感じる。, 反発性:10点(ミッドソール:LIGHT STRIKE PRO)軽量性:5点安定性:6点グリップ:7点疲労軽減:6点通気性:8点(アッパー:単層のセラーメッシュ【リサイクルポリエステル】)フィット感:8点, 反発性はネクスト%よりも高く、ミッドソールの弾性はZoom Xよりもモッチリしている。マラソンぐらいのペースではふんわりと弾む走る感じが心地よいと感じる。, 超厚底からか接地のレスポンスが遅く、重量の重さが影響してか、私のような5000m15分台後半レベルのランナーだと、5000mのレースペースぐらいのペースだとケイデンスが出しにくい(ピッチが高まりにくい / 高めようとすると疲労する)。, 前方方向の縦の動きに対しては接地時の安定感は高いが、私のレベルの基礎筋力で走ると横 / 斜め方向の安定性は高くないと感じるのでロードレースでの折り返しや、トラックレース(つまり10000m以下の距離のレース)でのコーナーワークには向いていないのかもしれない。, 耐久性は高くないが、値段はそこそこするのでコストパフォーマンスが高いとはいえず、汎用性も高くないので限られた局面で使用するシューズだといえる(他のシューズとの履きわけが重要)。, シューズは良さと課題の明暗がはっきりしたような感じで今後のアップデートに期待したい。, このシューズを履いた選手が女子単独レースの世界記録や、ロンドンマラソン男子2位を獲得しているが、そもそもアディダスの契約選手は、元から実力が高かったということを考慮しなければならない(あくまで高い能力を持つ選手が良いシューズを履くから記録が出る)。, 反発性:8点(ミッドソール:PWRRUN PB = Pebax)軽量性:7点安定性:8点グリップ:7点疲労軽減:7点通気性:6点(アッパー:単層のエンジニアードメッシュ)フィット感:8点, 軽さがありながらもパワーが出せるシューズでもある。アディオスプロがグッと沈んで弾むのに対して、こちらはレスポンスが速く、反発のある厚底シューズとは思えない感覚である。, ミッドソールのフォームはPWRRUN PB(Pebax)で、Zoom Xよりも硬度がやや硬い(それでも柔らかい方ではあるが)。汎用性が高く、走法やレベルを問わないバランスの良いシューズだと感じる。, プロダクトはかなり良いしコスパも良いが、ABCマートの一部大型店舗とABCマートのオンラインにしか売ってないのが致命的(販路が小さい)。そして、店舗の在庫もオンラインの在庫もよく売れるサイズはもう在庫がない(現在はウイメンズのサイズは在庫がある)。流通量が少なく、需要があるのにマーケットに供給されていないという致命的な状況。, そのようなことから、ナイキのシューズほど知名度が高くなく、2020年に発売してからも実際にこのシューズを履いているトップ選手が日本にあまりいないということも、流通が一部にとどまっていることに関係しているだろう。, ただ、プロダクトは良いので、このシューズを履いたランナーの評価は高い。パフォーマンス点は劣るものの、コストパフォーマンスが高いので合計点はネクスト%と同じ73点とした。, もっと多くのランナーに評価されても良いシューズであるが、潜在的に多くのランナーの手元に行きついていないと感じる。, ただ、このモデルのニューカラーが海外で流通しているので、もしかしたらニューカラーのエンドルフィンプロが日本でも販売される可能性があるのかもしれない。, 反発性:7点(ミッドソール:DNA FLASH)軽量性:7点安定性:9点グリップ:6点疲労軽減:7点通気性:6点(アッパー:メッシュ【ポリエチレン75%+ナイロン25%】)フィット感:7点, ハイペリオンエリート2のミッドソールのフォームのDNA FLASHはEVAを液化窒素ガスを混ぜて臨界発泡して成型したものであるが、スケッチャーズのHyper burstのように軽さとライド感が非常に似ている(お風呂マットのようなフォーム)。ただ、EVAはZOOM XやPWRRUN PBなどのPebaxほどはバウンスしない。, そのようなことから特段、反発性があるわけでもないが、このシューズは前足部が幅広になっていること、そしてDNA FLASHいうフォームからも接地時の安定性は高い。ブルックスのシューズのなかで、パフォーマンスレベルをとるならこの1足であるが、汎用性をとるならハイペリオンテンポの方がコスパは断然良い。, 反発性:7点(ミッドソール:FuelCell)軽量性:8点安定性:9点グリップ:8点疲労軽減:7点通気性:5点(アッパー:メッシュ)フィット感:8点, 特徴は厚底だと思わせないほどの接地時の安定性の高さ(これまでのレーシングフラットの延長線上の感覚で履ける)、様々な距離の種目で使用でき、またレベルを問わない汎用性の高さ、各機能のバランスの良さが挙がる。, アッパーは日本人の標準的な足型だと、やや幅広に作られているフューエルセルTCよりもフィット感、ホールド感に優れていると感じるが(つまり幅広ではない)、通気性が課題。仮に夏のレースや気温や湿度が高いレース、特にマラソンだと靴の中が蒸れる可能性がある。, フューエルセルTCに似たような反発性はそこまで特筆するものではないが、これまでのニューバランスのシューズの中ではトップクラス。カーボン入りのフューエルセル5280ほどの軽さと、グリップ、反発性はないにしても、一定のペースで押していくような練習やレースにはもってこいの1足である。, ミッドソールのフューエルセルは、プロダクトの機能性によって硬度を微妙に変えており、このフューエルセルRCエリートのミッドソールは柔らかいが、アディオスプロのライトストライクプロのようなモッチリした感じではあるものの、それよりも反発性が少し落ちるが、その点安定性が高いようなミッドソールだと感じた。, 反発性:6点(ミッドソール:X-DYNAMIC = PEBA)軽量性:8点安定性:9点グリップ:8点疲労軽減:6点通気性:7点(アッパー:ナイロンメッシュ【TPU】)フィット感:7点, このシューズは、中足部がやや硬いのでこれまでのレーシングフラットと同じような感覚で走れるが(ヒール部分のクッションが強い)、サンドイッチされているカーボンプレートガフルレングスではない。, しかし、これまでのレーシングフラットよりも、当然「反発」というか「助力」があると感じる(カーボンプレートとミッドソールのPEBAによるもの)。. 「ハイペリオン エリート」は、世界のトップランナーに寄り添うをテーマに「brooks」がトップランナーと共に4年の歳月を経て開発したトップモデルです。独自のミッドソール材とカーボンプレートを搭載し、速さと安定感を両立させることに成功しています。 ブルックス ハイペリオンエリート ・価格:29700円(税込) ・ドロップ:8mm ・サイズ:25.0〜29.0cm ・重量:197g(27.0cm) ... BROOKS』をレビュー。シンプルな配色のなかで目立つネオンイエローカラー。可変形状カーボンプレートが搭載されたシューズの魅力を現役ランナーでもある藤原さん … 2足のカーボンプレート内蔵モデルを試走レビュー. 米国ランニングシューズブランド「BROOKS」がトップモデルとしてHYPERION ELITE(ハイペリオンエリート)の世界同時発売する。日本ではアキレスが2月29日(土)から新宿西口ハルクや主要店舗10店のほか、「BROOKS」公式サイトで220足を限定発売する。, 「HYPERION ELITE」は「BROOKS」がトップランナーとともに4年の歳月を経て開発したトップモデル。世界のトップランナーに寄り添うことをテーマに、彼らが求めていた速さと安定感を両立させることに成功した。独自のミッドソール材とカーボンプレートを搭載しているため、走行中の足首やその付近のブレが競合品より少なく、レース後半までの走力を少しでも温存し、より速くより長く走れるという。, 軽量(従来モデルから45%軽量化、15%ソフト化)なのに必要十分な硬度と反発力を持ち 、足首の内反やブレを軽減。ランニングフォームの安定に加え、エネルギーロスの軽減にもつながる。試走したアスリートから「足首 が安定し、力を伝えやすい」という声も聞かれた。, その復元力で踏み蹴り動作を助けふくらはぎ部・下腿三等筋(かたいさんとうきん)の筋活動を軽減。レース後半までの走力を温存できる。, ドロップ(シューズのつま先と踵のソールの厚さの差)8mmで自然な前傾姿勢と体重移動を生み出す。, 【価格】 2万7000円(税別)【サイズ】 25.0~28.0cm 【ソール厚さ(大―小)】 35mm-27mm 【ドロップ】 8mm 【重量】 196g (27.0cm/片足), 「BROOKS」は1914 年の創業以降、数々の革新的技術を搭載したランニングシューズでビギナーからトップアスリートまで、多くのランナーたちをサポートしてきた。2018 年には米国ランニングシューズ専門店における大人用ランニングシューズカテゴリー(販売価格100ドル以上)で No.1のシェアを誇る。日常のランニングが身体と心にいい変化を与える“RUN HAPPY”をブランドアイデンティティに、ランニングがライフスタイルとして根付く米国で支持されている。また製造工程におけるブルーサイン認証の取得や昨今の環境問題にも配慮したミッドソールの開発など、サスティナブルな取り組みも高く評価されている。, 【中古】 シマノ 世界を制した自転車パーツ 堺の町工場が「世界標準」となるまで /山口和幸(著者) 【中古】afb, PRESSPORTS:プレスポーツと読みます。スポーツの現場からレポート。芸能やフランスの旅情報などもお届けしていきます。, グランツール特集! ブルックス 厚底シューズ トップモデルとしてhyperion elite(ハイペリオンエリート)の世界同時発売する。日本ではアキレスが2月29日(土)から新宿西口ハルクや主要店舗10店のほか、「brooks」公式サイトで220足を限定発売する。 ※掲載されている価格は記事掲載時のものとなります。税込価格に関しては、消費税の税率により変動することがあります。, Copyright (c) Kakaku.com, Inc. All Rights Reserved. 「brooks(ブルックス)」が4年の歳月をかけて開発し、この3月に第一弾を発売した際には即完売となった、話題のトップレーシングモデル「hyperion elite(ハイペリオン エリート)」が、早くも進化を遂げて、「hyperion elite 2(ハイペリオン エリート 2)」として登場。 アスリート向けランニングシューズであるアディダス「アディゼロ アディオス プロ」とブルックス「ハイペリオンエリート2」の走行性能の高さをプロが徹底的にレビュー! 2足のカーボンプレート内蔵モデルを試走レビュー, 《2019〜2020年》人気の最新ランニングシューズ7足! 正しい選び方と目的別カタログ, 7年ぶりの新作!シンプルながら必要な機能を備えたプリムス「エッセンシャルトレイルストーブ」, 高価格帯シューズの“絶対王者”がアップデート! アディダス「ウルトラブースト20」. ⑤ ハイペリオンエリート2(ブルックス / 208g / 税込29,700円) ⑥ フューエルセルRCエリート(ニューバランス / 202g / 税込28,600円) ⑦ 竞速160X(特歩 / 190g / 約14,600円) ⑧ 飞电1.0(李寧 / 178g / 約30,000円) ⑨ 飞影PB(乔丹 / 176g / 約10,000-12,000円) 総合比較結果 2020年2月29日、〈brooks(ブルックス)〉から最速レースモデル《hyperion elite》(ハイペリオン エリート)が限定発売された。一体、どんなシューズなのか。先日行われたローンチイベントを振り返りながら、その魅力を紹介する。 ※掲載されている価格は記事掲載時のものとなります。税込価格に関しては、消費税の税率により変動することがあります。, Copyright (c) Kakaku.com, Inc. All Rights Reserved. ブルックス ハイペリオンエリート ・価格:29700円(税込) ・ドロップ:8mm ・サイズ:25.0〜29.0cm ・重量:197g(27.0cm) ・アッパー:フェザーウエイトストレッチウーヴンメッシュ BROOKS「Hyperion Elite(ハイペリオン エリート)2」 日本初の男子中距離プロチーム「阿見AC SHARKS(シャークス)」をスポンサードするなど、日本のランニング界でも徐々に存在感を増している米国のブランド「BROOKS(ブルックス… ハイペリオン エリート(hyperion elite)、その名前からも分かりますように、マラソンエリートのために開発された1足です。 すでに2月29日から限定発売されており、入手困難な状況にあるかもしれませんが、せっかく発表されたシューズですので、その方向性などをご紹介しておきます。 ツイッター :, “マラソンサブ2:05”のためのトレーニング (レナート・カノーバのトレーニングシステムその①), ジョシュア・チェプテゲイが男子10000m26:11.00、レテセンベット・ギデイが女子5000m14:06.62でそれぞれ世界記録を更新!, ⑥ フューエルセルRCエリート(ニューバランス / 202g / 税込28,600円). 無断転載禁止, ニューバランスからの“挑戦状”! 「FuelCell RC Elite」は最速シューズの座を目指す, 「最速シューズ」の座をナイキから奪う!? 【シューズレポ】 月陸『サブスリー編集者』が語る!! Vuelta a Espana, スポーツジャーナリスト。自転車をはじめ、卓球・陸上・ボート競技などを追い、日刊スポーツ、東京中日スポーツ、Number、Tarzan、Sportivaなどで執筆。日本国内で行われる自転車の国際大会では広報を歴任。著書に『シマノ~世界を制した自転車パーツ~堺の町工場が世界標準となるまで』(光文社)。講談社現代新書『ツール・ド・フランス』。, バンムーフには手を出すな…オランダの自転車窃盗団もお手上げのスマートバイク日本上陸, あさひ最大級の売場面積と展示台数。サイクルベースあさひ座間店が3月21日リニューアル, 浅田真央がアイスショー「ARSOA with MAO Ice Party 2019」に出演. 「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」は、現在のスポーツシューズ業界における最速シューズの座に君臨している。実際、ケニア人ランナーのエリウド・キプチョゲ選手が、非公認レースながら42.195kmで、2時間の壁を破る1時間59分40秒をマークした際や、日本人ランナーの大迫傑選手が「東京マラソン2020」において2時間5分29秒で走り、みずからの日本記録を更新した際に着用していたのは、同モデルだ。, そんなプロダクトに対抗すべく、新機軸を結集してリリースされ、ワールドワイドで注目されているのが、アディダスの「アディゼロ アディオス プロ」とブルックスの「ハイペリオンエリート2」だ。今回は、この2足の走行性能の高さを徹底レビューする。, アディダス「アディゼロ アディオス プロ」(品番:G55661)。公式サイト価格は27,500円(税込), ブルックス「ハイペリオンエリート2」(品番:1000371D111-BRU0376)。公式サイト価格は29,700円(税込), 2018年の「ベルリンマラソン」で、エリウド・キプチョゲが2時間1分39秒の世界記録を出したり、2020年の「箱根駅伝」において8割を超える着用率を記録したりと、ここ数シーズンの長距離ランニングシーンをリードしてきたのは、ナイキの「ヴェイパーフライ」シリーズで間違いない。しかしながら、他ブランドもそれに対抗すべく、数々のプロダクトをリリースしており、なかでも今回紹介する2モデルが対抗する最も有力な存在と言ってよいだろう。それがアディダスの「アディゼロ アディオス プロ」とブルックスの「ハイペリオンエリート2」である。, 「アディゼロ アディオス プロ」は、アディダス史上最速のランニングシューズを開発すべく、ロネックス・キプルト選手やジェイシリン・ジェプコスゲイ選手といったトップアスリートと、アディダスの専任チームによって共同で開発された1足。本モデルは、足の中足骨をヒントに調整された5本の骨状カーボンバーで構成された「エナジーロッド」を、アディダスで最も軽量かつ反発性の高いフォーム素材「ライトストライク プロ」で挟んだサンドイッチ構造を採用。着地時の適度な沈み込みや安定性、重心移動時の反発性を生み出し、爆発的な推進力をランナーに提供する。, いっぽう、ブルックスの「ハイペリオンエリート2」は、2020年2月末の発売時点では同社史上最速モデルであった「ハイペリオンエリート」の進化版で、2020年9月1日に世界同時発売された。ミッドソールには、「ハイペリオンテンポ」に使われている最新マテリアル「DNA FLASH」を採用。「DNA FLASH」は、液体窒素を素材に融合させる液体形成プロセスを用いた第3のミッドソール素材であり、これによって、独特の安定性と反発力を合わせ持つ可変式カーボンプレートを挟み込むことで、前作よりも安定感、軽快感ともに向上。 ランナーの持つポテンシャルを最大限に引き出してくれるハイエンドモデルに仕上がっている。, アッパーには、同社ランニングラインにおける最薄最軽量のリサイクルポリエステル製メッシュと、内側に搭載されたサポートケージを組み合わせた「セラーメッシュ」が使用されており、フィット性が高く、かかとから前足部に至るまで足との一体感が強く感じられた。, アッパーには、「セラーメッシュ」を使用。軽さやフィット性を保ちながら、足の部位ごとに適した柔軟性、通気性、サポート性を提供する, シュータンがサイドで固定されている構造は、2020年7月にレビュー記事を書いた「アディゼロ プロ」と共通の仕様で、中足部のフィット感を向上させてくれている。新たに採用されたミッドソール素材「ライトストライク プロ」は、立っている状態でもそのやわらかさが感じられるが、グラつきがなく安定性は高い。一般的に柔軟なミッドソールは安定性が懸念されるが、この素材の場合は変形後に素早く元に戻ろうとするので、その心配は少ないかと。, ミッドソールには、同社で最も軽量かつ反発性の高いフォーム素材「ライトストライク プロ」を使用, 実際に走り始めてみると、ミッドソールが衝撃を吸収してから、その力を反発に変換するスピードがクイックであることが体感できる。それもあってか、着地安定性がとても高いのだ。それに加え、ヒール部分に内蔵された素材「ナイロン+」と「カーボンファイバー・ヒールプレート」も安定性の向上に貢献している。, 徐々にスピードを上げていくと、前足部に5本指状に配された「エナジーロッド」のしなりもプラスされ、浮遊感のある推進力が提供されるので、自然とペースが上がる。「アディゼロ プロ」がこれまでの「アディゼロ」シリーズの走行感をある程度継承していたのに対し、この「アディゼロ アディオス プロ」は、まったく新しい走行感が本当に楽しく、ついついペースを上げたくなる。, アウトソールラバーは、刻みのない、クルマ用タイヤで言えばスリックタイヤのようなタイプで、「グリップは大丈夫だろうか?」と思う人もいるかもしれない。しかし、コンクリートやアスファルトといった路面側に十分な摩擦力がある場合には、抜群のグリップ力を発揮し、ランナーの脚力を逃すことなく路面へと伝えてくれた。日課の6kmランを終えるまでに最速で4分3秒/kmで走ったが、足への負担も少なく、筆者レベルのランナーでも快適に高速走行が楽しめる1足であることが理解できた。, アウトソールラバーは、刻みのないタイプ。コンクリートやアスファルトといった路面側に十分な摩擦力がある道では、グリップ力をしっかりと発揮する, 前足部には、5本の骨状カーボンバーで構成された「エナジーロッド」を内蔵。ミッドソールの「ライトストライク」内部に配されるために視認できないが、アウトソールに浮き上がった汚れから、その搭載位置を想像できる, アッパーは、基本的に従来モデル「ハイペリオンエリート」を継承しており、その高いフィット感は変わらない。いっぽうで、ミッドソールの素材が「DNA ZERO」から「DNA FLASH」へと変更されたことで履き心地は大きく変わっている。前モデルはどちらか言うと硬めのセッティングだったのだが、本モデルは立っている状態でもそのやわらかさが伝わってくる。「DNA FLASH」は「ハイペリオンテンポ」で経験しているが、「ハイペリオンエリート2」は可変式カーボンプレートを内蔵していることで、その履き心地は「ハイペリオンテンポ」とも異なる。, 液化窒素ガスを混ぜ、臨界発泡させて成型しているミッドソール素材「DNA FLASH」をミッドソールに採用。高いレベルの衝撃吸収性と反発性、安定性を確保しながらも、足へのやさしさも感じられる, 実際に走り始めてみると、まず感じるのは「DNA FLASH」を採用したことによるソフトな着地感。スローなペースで走っていると、まず感じるのは足へのやさしさだ。徐々にペースを上げると、「DNA FLASH」と可変式カーボンプレートの推進力が融合され、自然と足が前に出るような走行感が得られる。その走り心地は前モデル「ハイペリオンエリート」が転がるような感じだったのに対し、今回の「ハイペリオンエリート2」は跳ねるように前方へ押し出されるような感覚だ。, 通常は6kmのランを日課としているが、この日は「ハイペリオンエリート2」の走り心地を思う存分に楽しむべく10kmを走行した。最終的にペースを4分11秒/kmまで上げることができたが、「DNA FLASH」の衝撃吸収性の高さもあって、足への疲労感は最小限。普段と異なるトレーニングをすると、足に違和感が出たりすることもあるが、翌日も翌々日も脚部に疲労感は残っていなかった。, 新採用されたアウトソールパターンは、アスファルトやコンクリートといった舗装路で最高のグリップ性を発揮。ソリッドラバーの配置面積も広いので、アウトソールの耐摩耗性は同種のレーシングシューズではトップレベルにある。かかととつま先をローリングさせた形状の「ラピッドソールテクノロジー」も、よりスムーズな重心移動と推進力を生み出すのに貢献してくれていた。, アスファルトやコンクリートといった舗装路で、最高のグリップ性を発揮するアウトソールパターン。ソリッドラバーを配した面積も広いので、耐摩耗性も十分だ, 以上のように、アディダス「アディゼロ アディオス プロ」と、ブルックス「ハイペリオンエリート2」で試走してみたが、前者で6度、後者で7度走った感想は、どちらのシューズも現在ランニングシューズ市場に存在するプロダクトにおいて、「最も速いシューズ」、言い換えると「最も推進力にすぐれたシューズ」であるということだ。, 先述のとおり、現在は「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」および「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」が長距離ランニングの世界を席巻しているが、今回紹介した2モデルは、これに十分に対抗できるレベルにある。筆者レベルのランナーが履いても、その走行性能の高さが理解できた。, また、「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」が走力レベルや着地位置をある程度選ぶのに対し、今回の2モデルは、「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」同様に間口が広いという感想を持った。トップアスリートのために開発されたプロダクトではあるが、サブ3.5クラスのランナーが履いても、その走りやすさを体感することができ、自己記録更新の大きな助けになってくれる気がする。, さらに、かかと寄りの着地でも走りにくくなかったことも、一般ランナーにとってはうれしい点だ。新型コロナウイルスの影響もあり、なかなかレース開催は困難な状況だが、レースにエントリーできる状況になった際には、ぜひともトライしてほしい2足である。, ちなみに、2020年9月5日、チェコのプラハで開催された「プラハ・ハーフマラソン」において、ペレス・ジェプチルチル選手(ケニア)が、女子単独レースの世界記録となる1時間5分34秒を、さらに男子レースではキビウォット・カンディエ選手(ケニア)が、世界歴代5位となる58分37秒を記録するなど、「アディゼロ アディオス プロ」を履いたアスリートの活躍が報告されている。これからレースが開催されるようになれば、「ハイペリオンエリート2」を着用した選手の好記録も期待できるので、今後もこの2足を履いたアスリートたちの活躍が楽しみだ。, ランニングギアの雑誌・ウェブメディア「Runners Pulse」の編集長。「Running Style」などの他媒体にも寄稿する。「楽しく走る!」をモットーにほぼ毎日走るファンランナー。フルマラソンのベストタイムは3時間52分00秒。, ※情報の取り扱いには十分に注意し、確認した上で掲載しておりますが、その正確性、妥当性、適法性、目的適合性等いかなる保証もいたしません。 「brooks(ブルックス)」が4年の歳月をかけて開発し、この3月に第一弾を発売した際には即完売となった、話題のトップレーシングモデル「hyperion elite(ハイペリオン エリート)」が、早くも進化を遂げて、「hyperion elite 2(ハイペリオン エリート 2)」として登場。 カーボンプレートの入ったハイペリオン エリートで話題になったブルックスのレース用シューズですが、今度はカーボンプレートを使わずに高反発を得られるランニングシューズ「ハイペリオン テンポ(hyperion tempo)」を登場させました。 無断転載禁止, ニューバランスからの“挑戦状”! 「FuelCell RC Elite」は最速シューズの座を目指す, 7年ぶりの新作!シンプルながら必要な機能を備えたプリムス「エッセンシャルトレイルストーブ」, 高価格帯シューズの“絶対王者”がアップデート! アディダス「ウルトラブースト20」, 「最速シューズ」の座をナイキから奪う!? ナイキがカーボンプレート×厚底ランニングシューズを発売してから、各メーカーが次世代ランニングシューズの開発を進めており、ここ最近ではアディダスもニューバランスもカーボンプレートを使ったシューズを発表しています。他のメーカーも従来の薄くて軽いシューズ以外の模索を始めています。, そんな中で、アメリカで圧倒的な人気を誇るブルックスも次世代シューズ争いに参戦してきました。ハイペリオン エリート(HYPERION ELITE)、その名前からも分かりますように、マラソンエリートのために開発された1足です。, すでに2月29日から限定発売されており、入手困難な状況にあるかもしれませんが、せっかく発表されたシューズですので、その方向性などをご紹介しておきます。, 次世代シューズとは言っても、厚底と補強プレート(カーボンプレート)という共通点はありますが、必ずしもすべてのシューズが同じ方向を向いているわけではありません。例えば次世代シューズ争いの先頭に立つナイキは、着地時の衝撃吸収力と推進力を重視しています。, それぞれが自社の理念に合わせてコンセプトを決め、それぞれに個性のある次世代シューズの開発を行っています。ブルックスが目指したのは「速さ×安定感」です。「速さ」というのがやや抽象的ですが、これはどのメーカーも目指しているところで、あえて表現するなら推進力でしょうか。, 開発されているランニングシューズは、いずれもフルマラソンを2時間以内に走れることを隠れたテーマにしています。すでに非公認ながらキプチョゲがサブ2を達成しており、そこを目指さないのであれば次世代シューズ競争に加わる意味がありません。, だから、どのメーカーもサブ2を達成できるシューズを作るつもりで開発しています。なのでどうやって推進力を生み出すかは、メーカーそれぞれに考え方がありますが、推進力があることは次世代シューズの最低条件になっています。, あとはそれに何を掛け合わせるかということがポイントで、ブルックスは安定感を選びました。そもそもブルックスのランニングシューズは、体重のあるアメリカ人ランナーの足を支えるために、安定感には定評がありました。, ハイペリオン エリートは、そのカラーを全面的に活かしたシューズになります。独自のミッドソール材とカーボンプレートを搭載し、走行中の足首やその付近のブレが競合 品より少なく(BROOKS社データ)、レース後半までの走力を少しでも温存し、より速くより長く走れます。, ランナーの方からすると、1番気になるのはハイペリオン エリートがナイキのヴェイパーフライに匹敵するランニングシューズなのかという点が気になると思いますが、こればかりは発売されてみないことにはわかりません。そして、トップランナーが履いて結果を出すまでポテンシャルさえもわかりません。, 難しいのは、ハイペリオン エリートをブルックスの契約選手以外が選ぶ根拠がないことにあります。仮にものすごいポテンシャルが高いシューズだったとして、それを契約選手が証明できるかどうか。, それはシューズの良し悪しというよりも、マーケティングの問題になります。ブルックスがこのシューズを履いて勝てる選手を抱えているなら、爆発的な人気を期待できますが、そうでないなら数ある次世代シューズの中に埋もれてしまいます。, 特に日本では1部のランナーに熱狂的なファンがいるとはいえ、シェアもそれほど高くありません。ヴェイパーフライが入手しやすい環境で、ブルックスを選ぶ理由がどこにあるのか。これをブルックスが示すことができるかどうかで、人気シューズになるかどうかが決まります。, RUNNING STREET 365でいくら「いいシューズです」とアピールしても売れるものではありませんし、RUNNING STREET 365では履いていないシューズを紹介するのにプレスリリース以上のことは語れません。, ですので、現時点ではハイペリオン エリートは未知数のシューズで、期待値は高いけど勝てるシューズかどうかがわからないというのが本音です。, 動画を見てもらうとわかりますが、ハイペリオン エリートはフォアフットを意識して開発したランニングシューズです。でも、これまでブルックスは踵着地を得意とするランナー向けにシューズを提供してきました。, これをどう考えるかで、ハイペリオン エリートを買うべきかどうかが決まるかもしれません。従来のブルックスシューズが好きだという人にとって、もしかしたらハイペリオン エリートは違和感があるかもしれません。実際に履いていないので、それは推測に過ぎませんが、そうなることは容易に推定できます。, そうではなく、純粋に速く走れるシューズを手にしたいのであれば、ハイペリオン エリートは選択肢のひとつになるはずです。ただ、動画を見る限りでは着地方法にやや癖があります。フォアフットではありますが、ドロップが大きいので感覚的にはフラットに近い着地になります。, もちろんブルックスが提供する動画の走り方が、このシューズのポテンシャルを最大限に引き出すかどうかはわかりません。ただ、走り方によって感じられるスピード感がまったく違ってくるはずです。このため、人によっては最高のシューズになり、人によってはそうでもないシューズになります。, ただし、そうではないという人もフォームを少し変えれば履きこなすことはできるはずです。次世代シューズのほとんどが「シューズに合わせた走り」を要求されることを思えば、それほど大きな問題ではありません。多少は相性がありますが、むしろそれよりも重要なのはフィット感です。, まずは店舗で履いてみて、ストレスがないかの確認をしてみましょう。2月29日から新宿西口ハルクや主要店舗10店で販売を開始していますので、お近くにブルックスを取り扱っている店舗がない場合を除き、まずは試し履きされることをおすすめします。, テレビドラマの陸王の影響からか、シューズによってケガをする可能性があるという考え方が広まっています。実際に以前はランニングシューズによるケガというもの[…], 発売前にナイキのズーム ペガサス ターボのレビュー記事をお届けしましたが、そのときは1マイルを走っただけでしたので、このシューズの本質の部分のお話はし[…], 大人気で入手困難な状態にあるナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%。その状態は相変わらずですが、9月9日に新製品が発売になります。「ナイキ ズーム ヴ[…], 軽い!驚きの加速!シリアスランナーのための1足が登場!HOKA ONE ONE「ROCKET X」, 足を徹底的に鍛える地下足袋タイプの足半「GRIPDROP ORIGINAL#01」, リカバリーサンダルのOOFOS®︎からシューズタイプが登場!これで冬の寒さ問題が解決, シンプルなオールラウンドモデルが登場!THE NORTH FACE「Ultra VelocityⅡ」, 軽い!パワフル!街履きになる!MERRELL「MTL LONG SKY」 新色HV BLACK登場, ブルックスが次世代シューズ争いに参戦!「ハイペリオン エリート(HYPERION ELITE)」 限定発売. 2020年1月に発売された竞速160Xはメッシュアッパーであるが、今ではニットアッパーのもの(騛速160X)が発売されており、竞速160Xは廃盤になるらしい。めちゃくちゃいいシューズなのになぁ... このシューズはグリップが強いので「踏める」シューズである。残念ながら公認の5000mのトラックレースでは12月以降に履けなくなるが、5000mや10000m、ハーフでぴったりのシューズだと感じる。, ハーフぐらいの距離でそこそこのペースで履いてみた事があるが、ふくらはぎの疲労感はVFネクスト%よりもあったこと、マメが少しできていたことを考えると、やはり従来のレーシングフラットに近いシューズであると感じる。, 値段が安い(約14,600円)のと、耐久性もあるのでコスパは高評価とした。ソーティやタクミシリーズを履いてきた人ならぜひ履いて欲しい1足である。しかし...日本では販売していない。, 反発性:6点(ミッドソール:䨻 , Beng= E-TPA)※PEBAのようなもの軽量性:9点安定性:8点グリップ:8点疲労軽減:5点通気性:7点(アッパー:ナイロンメッシュ【TPU】)フィット感:8点, このシューズの特徴はなんといってもその軽量性と接地感 / 安定性の高さ、フィット感の良さにある。アッパーはヴェイパーウィーブと同じように撥水性が高く、通気性も良いので蒸れない。, ミッドソールの䨻(Beng)はPEBAともいえるE-TPA(熱可塑性エラストマー)であり、実際には厚底ではないので非常に軽量である。グリップもあるので、これまでのレーシングフラットの延長線上で履ける1足であるが、やや硬いと感じる。, そう、ミッドソールは25mm未満なので、実はトラックレースでも履くことができる。見た目は厚底に見えるが、そのカラクリについては別の記事を書くのでお楽しみに。, しかし、値段が高いのでコスパはそこまで高くない。品薄なのであまり入手することができないモデルでもあるが、しばらくしたらこのシューズのアップデート版がリリースされる予定である(飞电2.0)。, 反発性:7点(ミッドソール:巭PRO, Q-KUNGFU-PRO = 超臨界発泡EVA+TPE)軽量性:10点安定性:8点グリップ:7点疲労軽減:7点通気性:7点(アッパー:ナイロンメッシュ【TPU】)フィット感:7点, 汎用性:9点耐久性:7点コスパ:10点コストパフォーマンス点(30点満点):26点, 謎のメッセージが込められたこの1足(飞影PB / Flying Shadow PB)は、中国の問題メーカー「ジョーダンスポーツ」(乔丹 / QiaoDan)の問題作。まず、定価が安すぎる(クーポン利用で買うと10,000円で買えることがあるが、基本は約12,000円)。, ネクスト%を1足買うなら、クーポン利用だとこのシューズが3足買えるが、ネクスト%よりも耐久性は高い。, この乔丹のブランドロゴは本家ジョーダンのパクリであるが、このシューズのアッパーも見事にネクスト%のヴェイパーウィーブを模倣しているので軽量性と撥水性が高い。, 実際に走ってみると軽い軽い。ビュンビュン脚が回る。。。それでいて反発も結構あるので普通に良いシューズだと感じる。ミッドソールは超臨界発砲EVAとTPUのミックスの巭PROで、DNA FLASHのように安定性は高いが、ネクスト%ほどの反発性ではない。, ただ、「ネクスト%に走らされている」と感じるランナーなら、この1足がベストかもしれない。自分の接地の感覚を殺さずに、レスポンス速く弾み、推進力に変えているのをスムーズに感じる。, 超がつくほどの名作で、2020年発売のパフォーマンスシューズでNo.1だと感じる。, もう1回書くが、ネクスト%を1足買うなら、クーポン利用だとこのシューズが3足買えるが、ネクスト%よりも耐久性は高い。, ただ、中国国内のみの流通となっていて、日本に国際発送してくれるようなオンラインサイトでの販売は現時点では中国にない。, (今季はハーフマラソンのための特異的な練習はしてないが、9月末にこのシューズのテストで走った21.1km走であっさり73:59, 3:30/kmをマーク。ハーフは今年の2月に厚底シューズを履き、本気練習で76分台で走ったのが今年のベストだったが、このシューズのパーフォマンスの高さにビックリ!), オカTチャレンジ3000m8分50秒ぐらい。中国、QiaoDanのシューズで走ったら約1カ月前より19秒も速くなってびっくり。これからもシューズの力を利用して記録を伸ばしたい。 pic.twitter.com/tAh4N84sva, ② 飞影PB(乔丹)53点③ FuelCellRC Elite(ニューバランス)52点④ 竞速160X(特歩)51点④ 飞电1.0(李寧)51点 ④ エンドルフィンプロ(サッカニー)51点⑦ アディオスプロ(アディダス)50点⑧ ハイペリオンエリート2(ブルックス)49点⑨ アルファフライ(ナイキ)47点:この1足を扱えれば話は別, 【コストパフォーマンス点】① 飞影PB(乔丹)26点:あり得ないレベルでコスパ最強!, ② 竞速160X(特歩)22点③ エンドルフィンプロ(サッカニー)21点④ VFネクスト%(ナイキ)20点⑤ FuelCellRC Elite(ニューバランス)19点⑤ ハイペリオンエリート2(ブルックス)19点 ⑦ 飞电1.0(李寧)16点⑦ アルファフライ(ナイキ)16点⑨ アディオスプロ(アディダス)13点, ② VFネクスト%(ナイキ)74点③ 竞速160X(特歩)73点④ エンドルフィンプロ(サッカニー)72点⑤ FuelCellRC Elite(ニューバランス)71点 ⑥ ハイペリオンエリート2(ブルックス)67点⑥ 飞电1.0(李寧)67点⑧ アディオスプロ(アディダス)63点⑧ アルファフライ(ナイキ)63点「暴れ馬」操れる人は少ない。でも売れるから凄い。, 昨日はこの3足の性能の比較のために、3000m×3本(R4-5')というシビアな練習を1人でした。ペースは10000mのレースペースより少し速いぐらいなので、リアルにシビアである。, 1本目:9:39.6(3:16-3:11-3:13)Max169bpm(90%HRmax) Race 160xR3:562本目:9:42.8(3:15-3:14-3:14)Max181bpm(96%HRmax) Endorphin ProR5:103本目:9:42.1(3:16-3:13-3:13)Max179bpm(95%HRmax) Next%, この練習をやったことのある人なら1本目が1番楽で、3本目が1番キツいことは想像できるはず。ただ、3本目よりも2本目の最大心拍数が高いことを考えると3本目はリカバリーを5分とったものの、2本目よりもやや楽に走れていたように思う。, もちろん、160Xもエンドルフィンプロも高いレベルでいい性能を持っているシューズだとは感じるけれども。, それと、練習を終えてから間違いなく、これまでのレーシングフラット(タクミセン、ソーティマジック)ではこのメニューをこなせなかったであろうことは容易に想像できた。, また、トレーニングの内部刺激を考えると、タイムを度外視してもレーシングフラットを履いたほうがいいような練習もあるとは思うが、厚底シューズの疲労度軽減効果も見逃せないので、シューズの選択はそれぞれのタイミングにもよると思う。, 今回の比較において、日本が誇るアシックスやミズノのシューズを入れなかったが、この2メーカーが出したシューズは厚底ではなく中厚底(飞电1.0も中厚底なんですが...^^;)。, アシックスはロンドンマラソンで新しいプロトタイプのシューズの存在が明らかになったので、今回の比較からは外して、このシューズがリリースされる頃には、この8足に肉薄するのかどうかを吟味したい。, また、中国メーカーの厚底シューズを今回3足紹介したが、各メーカーがこぞって開発をしており、2020-2021年にかけてかなりの数のメーカーが出してくるとみられる。, サポートをいただける方の存在はとても大きく、それがモチベーションになるので、もっと良い記事を書こうとポジティブになります。, 100m走 14秒5   愛用靴はワークマン   戯言を書いていきます   今シーズン、新たにリリースされたのは、ブルックスの「ハイペリオン エリート」とニューバランスの「フューエルセル TC」。 「ハイペリオン エリート」は、2020年2月29日に世界同時発売、「フューエルセル TC」は2020年3月9日に公式Webサイトで先行発売され、3月28日からは「ニューバランス オフィシャルストア」と「ステップスポーツ」の東京本店、新宿本店、大阪店で発売予定となっている。 まず、ブルックスの「ハイペリオン エリート」だが、トップアスリート向けのレーシングシューズで … 「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」を始めとしたプロダクトは、TVやスポーツ新聞といったさまざまなメディアで再三取り上げられたため、推進力を向上させるための「カーボンファイバープレート」がミッドソール内に内蔵されていることは、ランナー以外の人々にも知られることになった。, しかしながら、カーボンプレートを使用したランニングシューズは、ナイキだけがリリースしているわけではない。今回、ブルックスとニューバランスからリリースされたカーボンプレート内蔵シューズの走り心地を、詳細にレビューする。, ブルックスのカーボンプレート内蔵ランニングシューズ「HYPERION ELITE(ハイペリオン エリート)」。公式サイト価格は29,700円(税込), ニューバランスのカーボンプレート内蔵ランニングシューズ「FuelCell TC(フューエルセル ティーシー)」。公式サイト価格は24,200円(税込), 今シーズン、新たにリリースされたのは、ブルックスの「ハイペリオン エリート」とニューバランスの「フューエルセル TC」。, 「ハイペリオン エリート」は、2020年2月29日に世界同時発売、「フューエルセル TC」は2020年3月9日に公式Webサイトで先行発売され、3月28日からは「ニューバランス オフィシャルストア」と「ステップスポーツ」の東京本店、新宿本店、大阪店で発売予定となっている。, まず、ブルックスの「ハイペリオン エリート」だが、トップアスリート向けのレーシングシューズであり、ミッドソールには従来の素材よりも45%軽量かつ15%柔軟な「DNA ZEROフォーム」を採用。そして、このミッドソール内部には、強力な推進力を生む可変形状カーボンプレートが搭載された。, ミッドソールには、従来素材よりも45%軽く、かつ15%柔軟な「DNA ZEROフォーム」を採用。ここに、強力な推進力を生む可変形状カーボンプレートが内蔵されている, ソールユニットは、着地時の安定感をサポートするための形状に仕上げ、ソールの厚さはヒール部が35mm、つま先が27mmなのでドロップ(シューズのつま先とかかとの高低差)は8mm。先日、世界陸連が定めた「ソールの最も厚い部分は40mm以下」という新規定もクリアしている。, いっぽう、ニューバランスの「フューエルセル TC」は、日々のトレーニングとレースの両方で着用可能なカーボンファイバープレート内蔵ランニングシューズ。2019年に先行して発売された「FuelCell(フューエルセル) 5280」と同じ、高い反発弾性を発揮する「フューエルセル」ミッドソールに、剛性を高めるフルレングスのカーボンファイバープレートを組み合わせることで、すぐれたランニングエコノミーを発揮するのが大きな特徴だ。, 2019年に発売された「フューエルセル 5280」と同じ「フューエルセル」ミッドソールにカーボンファイバープレートを組み合わせ、すぐれたランニングエコノミーを発揮, そのボリューミーなシルエットからは想像できない、196g(サイズ27.0cm)という軽さをまず感じた。履き口のヒール部分は、パッドに凹凸を備えているので、シューズとかかとのフィット感も高い。立っている状態での感覚は安定性にすぐれ、ぐらつきがない。ミッドソールは、ナイキの一連の厚底シューズよりも硬めのセッティングのようだ。, 履き口部分の内側に凹凸を付けることで、かかと部分のフィット性を向上。トップアスリートの回転の速いストライドにおいても、かかとが抜けることを防止してくれる, 走り始めてみると、着地時の安定感が高く、カーボンプレートによって自然と脚が前方に出るような推進力もしっかりと体感できた。ヒール、ミッドフット、フォアフットと着地の位置を変えてみると、フォアフットから着地した場合が蹴り出しまでのリアクションが最もスムーズで、このシューズの特性にマッチしていると思った。, そして「この走り心地と似たシューズを履いた記憶があるなぁ……」と思いながら走っていたが、しばらくして思い出せた。それはナイキの「ズームフライ」の初代モデルである。フォアフットから着地した際の、シューズが「コロッ」と転がるような推進力やミッドソールの硬度はかなり似ているいっぽうで、安定性に関しては「ハイペリオン エリート」のほうが上。ペースを上げて、3分50秒/kmくらいまで上げると、このシューズの推進力をより一層感じることができた。, アウトソールは、アスファルトやコンクリートといったオンロードのサーフェスで最高のグリップ性を発揮するパターンが刻まれており、土の路面には向いていない。接地面が広いソールユニットは、着地から蹴り出しにおいて、すぐれた安定感を提供してくれる, 2018年4月16日、ブルックスの契約ランナー、デジレ・リンデンは、「ボストンマラソン」をアメリカ人女性として1985年以来に制した選手だが、その時に履いていたのが「ハイペリオン エリート」のプロトタイプ。つまりこのシューズは、世界レベルのランナーのために開発されたことを改めて認識させてくれる。いつものように5分30秒/kmほどのランでも快適に走ることはできたが、どちらかいうと着用者を選ぶ1足だと思った。速く走れば走るほど、このシューズのポテンシャルは発揮されるのだ。, アッパーには、伸縮性にすぐれたメッシュを使用することで、長時間の走行でも快適な履き心地をキープ。前足部には、通気性を高めるためのベンチレーションホールを配している, 立った状態でまず感じるのは、ミッドソールに使用された「フューエルセル」のやわらかさ。これまでも「フューエルセル プロペル」や「フューエルセル レベル」といった、同ミッドソールを用いたランニングシューズを履いたことはあるが、ここまでフワフワとしたセッティングではなかった。特にかかと側のやわらかさを感じ、揺れるような感覚もあったので「安定性は大丈夫かな?」と少し思った。, ドロップは8mmなので、それほど傾斜は感じられない。重量はサンプルサイズ(片足27.0cm)で約264gなので、一般的なトレーニングタイプのランニングシューズ並み。軽くも重くもない平均レベルの数値だ。, 実際に走り始めると、柔軟なミッドソールによって脚がしっかりと守られている感覚があり、走っていて楽しい。立っている時に感じた安定性への不安も、しばらくすると払拭された。ありきたりな表現だが、宙に浮いているような走り心地で、最初はカーボンプレートの存在はあまり感じられなかったが、ペースを上げると自己主張を始めた。個人的には、カーボンプレートは、しなりの効果というよりも、着地から蹴り出しまでのガイド役として、そして蹴り出しの際の推進力を高めるパーツとしてしっかりと機能していることが理解できた。, 「フューエルセル TC」も、オンロード向けのアウトソールパターンを採用。広い面積にラバーが貼られ、耐摩耗性にすぐれているので、シューズと長い付き合いができそうだ。最近は、アッパーやミッドソールがまだ大丈夫なのに、アウトソールが先に擦り減って使用不可となることも多い, 「ハイペリオン エリート」で走った時と同様に、ヒール、ミッドフット、フォアフットと着地の位置を変えてみたが、いずれの着地でも走りやすい。2度目に履いて走った時は距離を20kmまで伸ばし、後半はヒール着地でリラックスして走ってみたが、そんなゆるめのランにも対応してくれたのはうれしかった。フルマラソンの30km以降で脚が“売り切れる”という経験をするランナーは少なくないが、そんなシチュエーションにおいても、このシューズはやさしい気がする。今回は4分15秒〜6分30秒/kmのペースで走ったが、いずれのペースでも快適。「ハイペリオン エリート」と比較すると、こちらのほうが幅広い層のランナーにマッチする気がした。, シュータンや履き口の外側部分には、人工スエードを使用。足当たりがよく、シューズと足が一体化するようにフィットする, ブルックスの「ハイペリオン エリート」は3km、6km、6kmの計15km、ニューバランスの「フューエルセル TC」は6km、20kmの計26kmのテストを行ったが、両者の走り心地は大きく異なった。, 「ハイペリオン エリート」は、着地はフォアフットで、ペースは4分/km台よりも速いランナーが着用した時に最高のパフォーマンスを発揮してくれると思われるのに対し、「フューエルセル TC」は、4分〜6分/km台の幅広いペースに対応し、脚の保護性能もある程度重視していると思われる。, ナイキの「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」は、それ以前の厚底シューズ「ナイキ ズームヴェイパーフライ4%」や「ナイキ ズームヴェイパーフライ4% フライニット」と比較すると、さまざまなレベルや着地のランナーにマッチするようになっていたが、それでも「厚底はやっぱり合わなかった……」と諦めたランナーも存在している。そんなランナーにも、今回紹介した2モデルに足を入れてもらいたい。ブルックスの「ハイペリオン エリート」は高い推進力を確保しつつ、着地時の安定性が高い点が大きな魅力。ニューバランスの「フューエルセル TC」は、脚の保護性能と推進力を高いレベルで両立している点が大きな特徴。両モデルとも2万円を超える価格設定でかなり高価だが、「勝負レースで目標タイムをクリアしたい!」「何度もサブ3の壁に跳ね返されたが、次のレースでは達成したい!」というような場合にはトライする価値はあるだろう。, ランニングギアの雑誌・ウェブメディア「Runners Pulse」の編集長。「Running Style」などの他媒体にも寄稿する。「楽しく走る!」をモットーにほぼ毎日走るファンランナー。フルマラソンのベストタイムは3時間52分00秒。, ※情報の取り扱いには十分に注意し、確認した上で掲載しておりますが、その正確性、妥当性、適法性、目的適合性等いかなる保証もいたしません。

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